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岡田ジャパン、エレファンツとの一戦を振り返る
ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。
3.26バーレーン戦から2ヶ月・・・・・蹴り込みサッカー改め4-4-2のゾーンディフェンスに回帰した岡田ジャパン。
仕切り直しの一戦を「守り勝ち」しました。
FINAL SCORE >>>
グダグダだった3.26ショックを払拭すべく、好内容が期待された岡田ジャパンですが・・・・勝ったとはいえ課題山積、今後(最終予選)に不安が募る一戦というのが当方の試合直後の感想です。
◇コートジボワールの動きの重さに辟易・・・・ACN時の50%以下の出来では敗戦も致し方なしか
圧倒的な上下動の運動量が武器の左SBボカが、専守防衛に専念したように、中一日での臨戦を余儀なくされたエレファンツは、総じて重すぎ、でした。
ワントップFWのサノゴにいたっては前半半ばから歩き始める始末。
両SBがタッチライン際を疾走するような、スピード感ある攻撃は皆無。
これでは良いサッカーができる筈もありません・・・。
とはいえ、後半は日本イレブンの足止まりもあって、ボールを支配していたあたりに、かのチームの技術の高さが垣間見れましたが。
・・・・今宵のコートジボワールにあそこまで一方的に試合を支配されては・・・・昨年のカメルーン戦やエジプト戦と比較しても、「良い兆し」とはいえません。
↓ホンモノのコートジボワール@ACN エジプト戦
準決勝コートジボワール戦ハイライト動画>>>
日本戦とは明らかに出足の違ったエレファンツ@パラグアイ戦 ハイライト動画 >>>
◇懸念はホームの日本勢の極端な足止まり・・・・
前半キックオフ早々はアグレッシブな動きでペースをつかんでいた日本。
玉田のファインゴールも炸裂し、追加点も時間の問題かと思いました。が・・・・
25分以降は、目に見えてチームの躍動感が霧散。
なぜここまで「ペースダウン」してしまったのか?!
・・・ボクは試合結果より、その試合ぶりに危惧を覚えました。
先制点を獲得したからペースを落とした・・・とも到底思えませんでしたし。
6月の公式戦、マスカットやバンコクでのAWAY戦は、今宵の試合以上にサッカーに適さない劣悪な環境が予想されます。
本番を前に、出足の鈍化というかチームのフィジカルコンディションに一抹の不安が残ります。
◇戦術的には現状、目を見張る部分ほとんどなし
蹴り込みサッカーで醜態をさらした3.26ショックを払拭すべく、今宵の岡田サンは、無難なシステムを配置し、蹴り込みも止めボールを繋ぐサッカーに回帰しました。
前半早々にはダイレクトプレーとフリーランニングの相乗効果で敵右サイドを破り、大久保のスライディングシュートという決定機を演出しました。
得点時は、敵左サイドを破り長谷部のピンポイントクロスと大久保の潰れ役の相乗効果で玉田の先制点を生み出しました。
・・・・とはいえ、流れの中でよいプレーができたのは、この2プレイだけだったのではないかと。
特に最初の決定機のシーンまでの過程にこそ、岡田サンの狙い(大木コーチの狙い?!)が見て取れましたが・・・・残念ながら続きませんでした。
率直に、オシム時の中盤の流動性の域には達してないのが実状。
竜頭蛇尾・尻すぼみに終わった戦いを踏まえての結果論というわけではありませんが・・・・・流れの中で創った決定機があの程度では・・・・攻撃面での戦術については問題山積とジャッジせざるをえないのではないかと。
◇闘莉王&中沢のCBコンビがやはり最強! 専守防衛にこそ岡田の真髄がある
後半は敵に押し込まれ、崩され、決定機を多く創られた岡田丸。
最後の防波堤になったのは日本屈指のCBの二人と、アンカー役を担った今野の守備でした。ボールを奪われた後、チーム全体の攻から守への切り替えの速さ・意識の徹底度こそ、岡田サッカーの真髄でしょう。
水際で身体を張って守った泥臭さに、03年&04年時の横浜FMの戦いぶりがリフレインした次第・・・・同じ色のユニフォームという事実も合い重なり、ボクと同じように思った人も多かったのでは。
守備での約束事が非常にオーガナイズされている印象。
守備でかなり運動量を求められているがゆえのガス欠なのではないかとも思った次第。
印象的だったのは、大久保が攻めそっちのけでファーストディフェンスを敢行していたいこと。ハーフラインより自陣よりに戻って守備をするシーンが何度あったことか。
本来、大久保がそこまで戻らなくても、チームの守備網が出来上がっていることが望ましいのだが・・・・今宵は守備に難のある長谷部をセンターMFで使っていたこともあり、今野が位置するゾーンの前目は、「薄くなりがち」だった。結果、その薄い部分を大久保がケアするというジレンマが生じていた。
大久保が自陣まで戻って厚みのある攻撃が望めるべくもなく。
チーム11人のエネルギーが均等に万遍なくピッチに波及はしていないのが現状。
アグレッシブな守備も大事だが、今宵の守から攻へのビルドアップの拙さは、過度な守備要請によるバランスの悪さも起因している。
まあDFラインからのビルドアップの拙さは試合直後に岡田サンも懸念を評していたが、あそこまで押し込まれては、ビルドアップも巧みな日本の両CBとはいえ、安易なクリアを選択せざるを得なかったと思うが。
◇今後の展望と岡田サンに期待すること
今宵の岡田丸を評価は、対戦相手のコンディション&戦いぶりを勘案するに評価は保留せざるを得ない。
3.26より悪くは(当然)ならなかったが、かといって良い方向に回転しはじめたとも・・・・いえない。残念ながら。
最終ラインの堅牢さと、左SBに抜擢した長友は戦力として計算できるという収穫はあったが・・・中盤から前線にかけての有機性はかなり減損している。
中盤の構成力をリカバリーせずして、世界列強とは伍す、日本代表を再現はできまい。
岡田サンの手腕の評価もソコで決まる、はず。
突破して当然(4分の2)の三次予選間のこの一ヶ月で、「世界を驚かす」ためのベース+アルファを、岡田サンは仕立てなければならない。
これまでの合宿期間や試合数などの延べ時間は、言い訳できないほど与えてもらっているのだから。
追試のパラグアイ戦では、前進する岡田ジャパンを見てみたいものだ。
(了)
【注】サッカー関連以外のコメントについては掲載いたしませんのでご了承ください。
3.26バーレーン戦から2ヶ月・・・・・蹴り込みサッカー改め4-4-2のゾーンディフェンスに回帰した岡田ジャパン。
仕切り直しの一戦を「守り勝ち」しました。
FINAL SCORE >>>
グダグダだった3.26ショックを払拭すべく、好内容が期待された岡田ジャパンですが・・・・勝ったとはいえ課題山積、今後(最終予選)に不安が募る一戦というのが当方の試合直後の感想です。
◇コートジボワールの動きの重さに辟易・・・・ACN時の50%以下の出来では敗戦も致し方なしか
圧倒的な上下動の運動量が武器の左SBボカが、専守防衛に専念したように、中一日での臨戦を余儀なくされたエレファンツは、総じて重すぎ、でした。
ワントップFWのサノゴにいたっては前半半ばから歩き始める始末。
両SBがタッチライン際を疾走するような、スピード感ある攻撃は皆無。
これでは良いサッカーができる筈もありません・・・。
とはいえ、後半は日本イレブンの足止まりもあって、ボールを支配していたあたりに、かのチームの技術の高さが垣間見れましたが。
・・・・今宵のコートジボワールにあそこまで一方的に試合を支配されては・・・・昨年のカメルーン戦やエジプト戦と比較しても、「良い兆し」とはいえません。
↓ホンモノのコートジボワール@ACN エジプト戦
準決勝コートジボワール戦ハイライト動画>>>
日本戦とは明らかに出足の違ったエレファンツ@パラグアイ戦 ハイライト動画 >>>
◇懸念はホームの日本勢の極端な足止まり・・・・
前半キックオフ早々はアグレッシブな動きでペースをつかんでいた日本。
玉田のファインゴールも炸裂し、追加点も時間の問題かと思いました。が・・・・
25分以降は、目に見えてチームの躍動感が霧散。
なぜここまで「ペースダウン」してしまったのか?!
・・・ボクは試合結果より、その試合ぶりに危惧を覚えました。
先制点を獲得したからペースを落とした・・・とも到底思えませんでしたし。
6月の公式戦、マスカットやバンコクでのAWAY戦は、今宵の試合以上にサッカーに適さない劣悪な環境が予想されます。
本番を前に、出足の鈍化というかチームのフィジカルコンディションに一抹の不安が残ります。
◇戦術的には現状、目を見張る部分ほとんどなし
蹴り込みサッカーで醜態をさらした3.26ショックを払拭すべく、今宵の岡田サンは、無難なシステムを配置し、蹴り込みも止めボールを繋ぐサッカーに回帰しました。
前半早々にはダイレクトプレーとフリーランニングの相乗効果で敵右サイドを破り、大久保のスライディングシュートという決定機を演出しました。
得点時は、敵左サイドを破り長谷部のピンポイントクロスと大久保の潰れ役の相乗効果で玉田の先制点を生み出しました。
・・・・とはいえ、流れの中でよいプレーができたのは、この2プレイだけだったのではないかと。
特に最初の決定機のシーンまでの過程にこそ、岡田サンの狙い(大木コーチの狙い?!)が見て取れましたが・・・・残念ながら続きませんでした。
率直に、オシム時の中盤の流動性の域には達してないのが実状。
竜頭蛇尾・尻すぼみに終わった戦いを踏まえての結果論というわけではありませんが・・・・・流れの中で創った決定機があの程度では・・・・攻撃面での戦術については問題山積とジャッジせざるをえないのではないかと。
◇闘莉王&中沢のCBコンビがやはり最強! 専守防衛にこそ岡田の真髄がある
後半は敵に押し込まれ、崩され、決定機を多く創られた岡田丸。
最後の防波堤になったのは日本屈指のCBの二人と、アンカー役を担った今野の守備でした。ボールを奪われた後、チーム全体の攻から守への切り替えの速さ・意識の徹底度こそ、岡田サッカーの真髄でしょう。
水際で身体を張って守った泥臭さに、03年&04年時の横浜FMの戦いぶりがリフレインした次第・・・・同じ色のユニフォームという事実も合い重なり、ボクと同じように思った人も多かったのでは。
守備での約束事が非常にオーガナイズされている印象。
守備でかなり運動量を求められているがゆえのガス欠なのではないかとも思った次第。
印象的だったのは、大久保が攻めそっちのけでファーストディフェンスを敢行していたいこと。ハーフラインより自陣よりに戻って守備をするシーンが何度あったことか。
本来、大久保がそこまで戻らなくても、チームの守備網が出来上がっていることが望ましいのだが・・・・今宵は守備に難のある長谷部をセンターMFで使っていたこともあり、今野が位置するゾーンの前目は、「薄くなりがち」だった。結果、その薄い部分を大久保がケアするというジレンマが生じていた。
大久保が自陣まで戻って厚みのある攻撃が望めるべくもなく。
チーム11人のエネルギーが均等に万遍なくピッチに波及はしていないのが現状。
アグレッシブな守備も大事だが、今宵の守から攻へのビルドアップの拙さは、過度な守備要請によるバランスの悪さも起因している。
まあDFラインからのビルドアップの拙さは試合直後に岡田サンも懸念を評していたが、あそこまで押し込まれては、ビルドアップも巧みな日本の両CBとはいえ、安易なクリアを選択せざるを得なかったと思うが。
◇今後の展望と岡田サンに期待すること
今宵の岡田丸を評価は、対戦相手のコンディション&戦いぶりを勘案するに評価は保留せざるを得ない。
3.26より悪くは(当然)ならなかったが、かといって良い方向に回転しはじめたとも・・・・いえない。残念ながら。
最終ラインの堅牢さと、左SBに抜擢した長友は戦力として計算できるという収穫はあったが・・・中盤から前線にかけての有機性はかなり減損している。
中盤の構成力をリカバリーせずして、世界列強とは伍す、日本代表を再現はできまい。
岡田サンの手腕の評価もソコで決まる、はず。
突破して当然(4分の2)の三次予選間のこの一ヶ月で、「世界を驚かす」ためのベース+アルファを、岡田サンは仕立てなければならない。
これまでの合宿期間や試合数などの延べ時間は、言い訳できないほど与えてもらっているのだから。
追試のパラグアイ戦では、前進する岡田ジャパンを見てみたいものだ。
(了)
【注】サッカー関連以外のコメントについては掲載いたしませんのでご了承ください。
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しました。
なんとか予選突破してほしいものです。